壁面緑化って何?壁面緑化を取り入れるとどうなるの?

街を歩いているとき、建物の壁が植物で覆われているのを見たことがありませんか。生きている植物を建物に這わせ、覆うことを壁面緑化といいます。地球温暖化によって、街がどんどん暑くなっているのを緩和したり、緑が目に入ることによる癒し効果を期待して、取り入れているところが増えています。普通の建物が、壁面緑化によりアート作品のように個性が出ているところもあります。壁面緑化を取り入れている建物は、視覚による涼しさだけではなく、実際に建物の温度が下がっていることが認められているそうです。

壁面緑化をお家でやってみよう

お家で壁面緑化に取り組んでみたいと思ったら、何を用意したらいいのでしょうか。家全体を植物で覆うことは難しくても、壁の一部を緑化することで、日差しを遮ったり、癒し効果を得ることは十分可能です。壁面緑化に使用する植物は、大きく分類するとつる性植物と付着性植物に分類できます。お家で育てるなら、おすすめは一年草のつる性植物です。まずは、ワイヤーやネットなど、植物が絡まるための足がかりを壁に取り付けます。そして、下にプランターを用意するなどして植物を育てます。おすすめの植物は、ゴーヤやアサガオ、ヘチマなどです。アサガオは、小学生の時に育てた方も多いのではないでしょうか。夏になると綺麗な花を咲かせるので、一石二鳥です。ゴーヤは害虫に強く、実がなれば食べられるところも魅力です。暑い夏が来る前に、壁面緑化に取り組むと、夏が来るのが楽しみになりますね。

壁面緑化は、建物の表面温度を下げるだけでなく、建物内部の熱浸透も防ぎます。そのためエアコンの使用量が減り、省エネ効果が期待できます。